私たちのカラダは、暑い時は発汗して体温を調節しますが、
猛暑や炎天下での運動などで汗が大量に出てしまうと
体液が失われて血液が濃くなってしまい(いわゆるドロドロ血)、
熱中症のリスクが高まります。
熱中症対策は血液を濃くしないことが大切。
ポイントは2つ。
①水分を取る時は、常温のものをチビチビ飲むこと。
吸収されるまでに10分ほどかかるので、
がぶがぶと一度にたくさん飲んでもすぐに吸収されずに
お腹に溜まって消化管がふやけてしまいます。
また、冷たいものを飲むとアドレナリンが出るので
爽快感を感じるのですが、
カラダは生命の危機を感じて交感神経優位になり
体温を上げようとするので、さらに冷たいものが欲しくなるという
悪循環になります。
レモンを絞ると常温の水でも飲みやすくなりますよ。
②肉や揚げ物など味の濃いものを控える。
夏は気温と体温の差がほとんどなく、体温を維持する必要がないため
カロリーはほとんど必要ないのです。夏はスタミナだー!と
ボリュームのあるものを食べるとカロリー過多になります。
これも血液が濃くなる原因になるのです。
夏を代表するスイカはカラダの熱を冷まし、喉の渇きを潤してくれます。
利尿作用もあるので腎の働きを補ってくれる塩をふりかけて食べるのが
おススメ。
旬のスイカを食べて暑い夏を楽しみましょう。