暑い日々が続く夏には、熱中症に注意が必要です。

熱中症の予防は西瓜に塩をかけて召し上がることです。お子さんには、西瓜の絞り汁を飲ませてあげるといいです。

冷たいものをガブガブ飲むと交感神経が優位になり、興奮状態になるので余計、体が乾きます。そしてまた、冷たいものがほしくなります。何も考えずに飲むと、交感神経が優位になり…。

そんな悪循環で飲み続けると、胃がピチャタプンッになります。すると、胃液が薄まるので、食べたものがうまく消化できなくなります。

そして、現代の日本では、夏はスタミナ=お肉という式が成り立っているので、お肉を良く食べます。お肉はたんぱく質と脂質ですので、消化に時間がかかります。

たんぱく質で4~5時間、脂質で6~7時間、消化にかかります。それは正常な胃の場合だとお考え下さい。

それでは、胃液の薄まった、ブヨブヨの胃ではどうでしょう?

よっぽど胃の強い方以外では未消化のまま、下痢を起こす可能性があります。

下痢をすると水分が体から必要以上でるので、また水分を多くとる事になります。

つまり、夏に冷たいものを摂り過ぎないようにと、昔から言われている知恵はちゃんと意味があることなのです。

腹を冷やすな!冷たいものを摂りすぎるな!口うるさい、じいちゃん、ばあちゃん、父ちゃん、母ちゃんに育てられるこどもは幸せです。

子どもがかわいいから、厳しくする事も大切だと昔の人は良くわかっていました。昔は、意味がわからなく、理不尽に感じる事も、現代では科学や医学などでわかってきた事も多くなってきました。

冷たいものがいけない理由、それは、安易に夏バテを作るきっかけになるからです。

知っているのと、知らないのではこれからの元気作りに雲泥の差が出てきます。

大切な人が喉を渇かせている時は、冷たいものではなく、ぬるいものにしてあげて下さい。

とはいうものの、たまにはいいですよ。知っていてすることには用心が働くものです。

熱中症は渇きから起こります。水分補給はぬるいものがいいですよ。塩分、糖分もちゃんと摂って下さい。そうすると、自然界では塩をかけた西瓜がベストということになります。

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